水痘(水ぼうそう)予防接種
水痘(水ぼうそう)予防接種
平成26年10月1日から水痘(水ぼうそう)予防接種が予防接種法に基づく定期の予防接種(無料)になりました。
水痘(みずぼうそう)とは
水痘(みずぼうそう)は、水痘・帯状疱疹ウイルスに初めて感染した時に起こる全身性感染症です。直接接触・飛沫感染・空気感染で感染します。感染力は強く、ワクチンを受けなければ10歳までに80%がかかると言われています。
潜伏期間は通常2週間程度(10~21日)で、主な症状は、かゆみを伴う発疹と発熱です。発疹は、赤い丘疹(皮膚が盛り上がった状態)から水ぶくれとなり、かさぶたを残して治癒します。発熱は通常38度前後で2~3日続きますが、40度を超えることもあり、その際に熱性けいれんを合併することがあります。通常1週間程度で自然に治癒します。
合併症としては、肺炎・気管支炎・肝炎・心膜炎等がまれにあります。かゆみのために水ぶくれを引っかいて細菌の二次感染を起こすと、多くの場合、跡が残ります。また二次感染から膿痂疹・蜂巣炎・膿瘍・敗血症を合併する場合もあります。
健康な小児の場合は一般に軽症で済みますが、中には重症化して入院が必要になったり、死亡したりすることもあります。また、急性白血病・悪性腫瘍・免疫抑制剤を使用中で免疫機能が低下しているかたが感染すると重症になりやすく、死に至る危険性が高くなります。大人がかかると子どもに比べて重症化することが多くなり、死に至る危険性もあります。
水痘は、かつては冬から春にかけて流行するとされていましたが、定期予防接種となってから発生数は減少し、季節性の変動もほとんど見られなくなりました。
通知(予診票・接種券)の発送について
・水痘予防接種の通知(予診票・接種券)は、対象者が1歳を迎える月の前月の下旬に発送します。通知が届く前に予約をされていて予約日の間際になっても通知が届かない場合は、下記担当課へお問い合わせください。
・通知は、麻しん及び風しん(MR) 1期予防接種が同封されます。
・岡崎市へ転入されたかたで調査票が未返送の場合は、通知が発送できません。調査票を速やかにご返送ください。お急ぎの場合は、記入した調査票と母子健康手帳を保健所窓口へお持ちください。
接種について
対象者は、接種日時点で岡崎市に住民登録があるかたです。
対象年齢 |
回数 |
間隔 |
---|---|---|
1歳から3歳未満 |
2回 |
3か月以上 |
・水痘(みずぼうそう)にかかったことがないかたが対象となります。
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