テイクアウト(持ち帰り)、宅配食品等における食中毒予防について
テイクアウト(持ち帰り)、宅配食品等における食中毒予防
新型コロナウイルス感染症の影響により、各家庭でテイクアウト(持ち帰り)や宅配・出前等を利用される機会が増えているかと思います。
夏場は、気温と湿度が高くなり、料理が傷みやすい時期になりますので、テイクアウト等を利用する際には、以下の4つのポイントに気を付けて利用しましょう。
1 購入後は、長時間持ち歩かない!
テイクアウトの食品を購入した後は、すぐに帰宅し、長時間持ち歩かないようにしましょう。
また、暑い車の中に長時間置かない等、温度管理に注意しましょう。
2 持ち帰ったら、すぐに食べる!
テイクアウトやデリバリーをした食品は、持ち帰ったらできるだけ早く食べましょう。
食中毒菌が増えるのに適した温度は「約20度~50度」です。
食品をこの温度帯で放置することを避けるために、すぐに食べられない場合は冷蔵庫で保存しましょう。
また、テイクアウトした食品はすぐに食べることが前提のため、まとめ買い等はなるべく避け、1回の食事で食べきりましょう。
3 再加熱する場合は中心までしっかり加熱する!
食品を再加熱する場合は、中心部までしっかり加熱をしましょう。
加熱の目安は、「中心部を85~90度で90秒以上」になります。
スープなどの液状のものは、十分に撹拌しながらグツグツと沸騰させましょう。
4 食べる前にはしっかり手洗いをする!
食事をする前には、しっかり手洗いをしましょう。
正しい手洗い方法については、こちらをご確認ください。
○その他参考ページ
消費者庁HP(一般のかた向け):https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/caution/caution_034/
厚生労働省HP(事業者向け):https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/shokuhin/syokuchu/index.html