岡崎市果樹振興会が「ぶどう援農ボランティア事業」を実施しています。
岡崎市では現在50戸程の生産者が、30ha以上の面積でぶどうの栽培を行っており、また、ぶどうは本市のブランド化推進品目にも指定されています。
市内ぶどう生産農家51戸からなる岡崎市果樹振興会では今年度より、ぶどう栽培等に関心のある市民等を対象にぶどう援農部隊を結成し、市内ぶどう農家の作業期間中の作業援助を行う、「ぶどう援農ボランティア事業」を実施しています。
本事業は高齢化や労力不足の農家への作業支援、新規就農希望者や農業に関心のある市民等へ実際の農業に対する理解促進、産地の対外的なPR等を目的としています。
市政だより、メディア、JA産直施設でのチラシ配布等を活用して部隊員の募集を行い、応募があった中から13人の部隊員を選考し、市内ぶどう園3園に分かれて作業を行っています。
作業は平成26年5月~平成27年2月頃まで続き、部隊員は誘引から剪定まで一連の作業を行う予定です。また、花穂整形や摘粒作業については事前に愛知県普及課による作業講習会を開催し、理解を深めます。
作業講習会に参加した部隊員は内容をボイスレコーダーに録音したり、メモを取る等とても意欲的に活動に励んでおり、部隊員の活躍により今年も岡崎市産のおいしいぶどうを収穫することができました。
本事業は来年度も実施を予定しており、平成27年1月頃~2月頃に新たな部隊員の募集を予定しています。興味がある方は、岡崎市果樹振興会事務局へ御連絡ください。
(岡崎市果樹振興会事務局(岡崎市農務課内) ☎ 46-4490 FAX 46-4465)
(岡崎産ぶどう)
(摘粒作業)
(収穫作業)
※ 写真の男性が部隊員、女性はぶどう園のパートです。