国民健康保険の財政状況について
国民健康保険(国保)は、一般的な生命保険等と同じ仕組みで、加入者が負担する保険料(財源)をもとに、必要な医療費に充てて相互に助け合う保険の一つです。
医療費に見合う財源が確保できなければ保険事業は成り立ちません。
近年、医療費が増大し国保の財政状況は非常に厳しい状況で、国保の安定運営が危ぶまれています。
医療問題や健康問題についてしっかりと考え、改善に向けて取り組んでいく必要があります。
ここで、岡崎市の国保の実情をお知らせします。
国保の医療費は、年々増加の一途をたどっています。

医療費が増大している理由は
○医療の進歩により、高度な医療が提供されてきています。
○受診回数が増えています。
○高齢者の方の受診が増えています。
○生活習慣病などの慢性疾患の患者が増えています。
医療費を支える財源として、国や県などから多額の補助金等が交付されています。
特別会計である国保は、この交付金を除いた残りの部分を被保険者の納付する保険料で賄うこととされています。
今までは、一般会計からの一般財源(市税等)による補填を受けることで、保険料の高騰を抑制してきました。
しかし、近年の厳しい経済情勢から、一般財源の確保も非常に難しい状況です。

収入の柱となる保険料収入の状況は、昨今の経済状況の悪化から、収納率が低下傾向を示しています。

所得や加入者数に応じて負担する保険料は、皆さんの医療費に充てる大切な財源になります。
国保財政を健全化するためにも、被保険者の皆さんの納付が不可欠です。
忘れずに納めましょう。
今後においても、医療費の増大は続くと同時に、一般財源からの増額支援も非常に厳しいものと思われます。
このため、保険料の増額も避けられない状況です。
このままでは、医療保険制度の存続そのものが危ぶまれる事態になってしまいます。
大切な保険料を有効に使うためにも、医療費を減らす努力が必要です。
私たち一人ひとりのちょっとした心がけで医療費は節約することができます。
○年に1回特定健康診査を受けましょう。
○疾病の早期発見・早期治療に心がけましょう。
○適度な運動やバランスのよい食事をとりましょう。
○かかりつけ医をもちましょう。
○かけもち受診は控えましょう。
○時間外・休日受診はなるべく避けましょう。

医療費の3割を薬剤費が占めています。
○薬をたくさんほしがるのはやめましょう。
○ジェネリック医薬品(後発医薬品)も利用しましょう。
安心して医療を受けるために、被保険者のみなさまのご理解とご協力をお願いいたします。