HACCPとは ( Hazard Analysis and Critical Control Point )



 宇宙食の安全を確保するためにアメリカのNASAで開発された予防的なシステムのことです。
 従来から用いられている最終製品の検査ではなく、原材料、工程、製造環境、従事者、保管、流通にいたるまでの全ての過程で、危害に結びつく可能性を分析し、それをコントロールすることによって安全性の保証を得るもので、大変高度な衛生管理システムです。
 

 国の制度と岡崎市の制度の違いは?



 わが国では、平成7年5月に食品衛生法が改正され、「総合衛生管理製造過程承認制度」として、牛乳、食肉製品などについて導入されています。牛乳や清涼飲料水などでHACCPマークをご覧になることもあるかと思います。
 岡崎市では国が承認している食品以外、例えば弁当や米飯などについて、独自に市長が認定する「岡崎市HACCP導入施設認定制度」を平成15年に制定しました。
 

 岡崎市HACCP導入施設認定制度の目的は?



 この制度は、認定要綱に基づき、一定水準以上の管理が認められる食品営業施設をHACCP導入施設として市長が認定することにより、市民の皆様が安全で安心な食品を選択する際の一助として 頂くことを目的としています。
 最近では、様々な食品が市場に出回り、また、食の安全を脅かす事件や問題が発生し、消費者の信頼が揺らいだことから、食の安全を確保し、安心を取り戻して頂くため、消費者の皆様方に安全で安心な食品を選ぶ際のめやすとして頂ければ、と考えています。
 

 今後の展望や、市としての考え方は?



 この制度は、市内で安全で安心な食品をより多く製造し、それに市がお墨付きを与えるものです。
 しかし、この認定を受けるためには、膨大な書類とチェック体制を整えなければならず、簡単に認定されるものではありません。
 逆に、認定されたからといって手を抜けるものでもなく、その高度な衛生管理を維持し、常に見直し、従業員が一丸となってレベルアップしていかなければなりません。
 こういった雰囲気の醸成を市内食品営業施設に対して行うことができれば、市における食の安全・安心の確保、市民本位の食の安全・安心体制づくりを図れるものと考えています。