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特別企画展 桃源万歳! ―東アジア理想郷の系譜― 2011年4月9日(土)−5月22日(日)
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陶淵明の創作以来、桃源郷は詩や歌に詠まれ、また絵に表されてきました。日本にも古く奈良時代に伝わり、近世江戸になると、與謝蕪村をはじめ池大雅や谷文晃など、多くの文人が俳諧に、絵に取り上げるようになります。そして近代に至り、富岡鉄斎、夏目漱石を経て、大正・昭和初期の文人画の再燃とともに、小川芋銭や小杉放菴らの豊かな絵画作品へと結実します。こうした桃源郷への憧憬には、西洋社会主義の感化による農村共同体への共感や、急速な都市化により失われていく田園への郷愁も大きく関わっていました。小野竹喬や酒井三良らが描き出した田園風景や故郷、島の姿もまた、桃源郷的トポスとして見出された風景だったと言えるでしょう。
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