岡崎城跡清海堀の発掘調査現地説明会が行われました。
2020年2月1日(土曜日)、岡崎城跡清海堀(せいかいぼり)の発掘調査現地説明会が行われました。堀底や石垣の構造等の調査状況が報告された説明会には、約500人が参加。普段入ることができない堀底に降り、石垣を見学した参加者は「近くで見ると想像以上に高い!」「石の積み方の違いがよく分かる」など、間近に見る石垣の迫力に驚いた様子でした。
清海堀は岡崎城本丸の北側に位置し、本丸を区画する大規模な「空堀」で、石垣の高さは9.5メートルであることが今回の調査で判明しました。また、清海堀という名称は、岡崎城を最初に築城した西郷頼嗣(よりつぐ)の法名「清海入道」から名付けられたといわれています。
2020年1月14日から始まった本調査は、堀底に3箇所の調査区を設定し、現在2箇所目までの調査が完了。今後、三箇所目の発掘を開始し、引き続き城郭遺構の解明を進めていきます。